お金持ちと貧乏の違い
お金持ちと貧乏の違いは何でしょうか?
住んでいる家の差?収入の差?乗っている車の差?
色々な考えがあると思いますが、一番重要なのは考え方ではないでしょうか。
本人が貧乏だと思えば、収入が大きくても貧乏なままです。
そして貧乏だと思っている人は、お金についてほとんど知らない人が多いです。
そしてお金の流れについても鈍感なので、何が資産で何が負債なのかという明確な定義がありません。
これはとても恐ろしいことです。
なぜなら、お金の知識がある人から「これは資産です」と言われたら、妄信的に信じてしまうのです。
例えば「家」は資産ですか?
多くの人は資産と答えると思います。なぜなら、ローンを払い終わればその家は支払者の物になるからです。なので、賃貸で
お金を払い続けるのは、お金をドブに捨てているようなものですよ?と言われると、早く家を買わなきゃと思ってしまうのです。
しかし、ローンで購入する家は資産ではありません。なぜなら、家は購入した時点で元値よりも価値が低くなり、一度住めば価値は半減します。つまり、価値が50%になった家に100%分のお金を支払うことになる訳です。そしてそこには利子が加わります。30~35年ローンで一軒家を買う人の多くは、これは資産だからと言います。こういう事を聞くと、とても悲しくなります。
資産とは自分の懐にお金を運んでくるもの。負債は自分の懐からお金を出すもの。
このように考えると、家は資産か?負債か?
これは状況によって変わります。
先程のような例では負債にあたります。
しかしこれが不動産であればどうでしょうか?
家賃収入が持続的に懐にお金を持ってきてくれます。
これは資産ですね。
ここの定義が曖昧な人は、自分の資産を増やすことが出来ません。
お金持ちとはすなわち、資産を多く持っている人になります。
収入が多い人がお金持ちではありません。
なぜなら、収入が多くても支出が同じように多ければ、手元に残る資金はわずかです。そして、お金に対する知識が乏しい方の多くはこのパターンに陥りがちです。
これは学校では決して教えてくれません。学校ではお金を稼ぐための専門的な知識や技術ばかり教えてくれます。これも大切ではあります。しかし、この知識だけでは、いつまでたってもラットレースから抜け出すことは出来ないのです。
なので今こそ、お金ついて学ぶことにとても大きな意味があると思っています。
ちなみに先程、ローンを払い終わればその家は支払者の物になると言いました。しかしこれには語弊がありました。もちろん誰に聞いても、答えは同じだと思います。
しかし、もし本当の持ち主が誰か知りたければ、固定資産税などを払うのを辞めてみて下さい。きっと本当の持ち主が現れます。。。
ありがとうございました。拝